最低賃金改定に関する意見書を提出

 現在、最低賃金引き上げに関する議論が、中央でも県でも、最低賃金審議会で行われています。本日(21日)の『朝日』朝刊の記事によると、25~26日にも、引き上げ額の目安が中央で決まる見通しだとのことです。これを受けて、県でも額を決めることになります。当ユニオンは19日、愛知労働局に対し、愛知地方最低賃金審議会長宛の意見書を提出しました。

 

 意見書は、1.愛知県の最低賃金1,500円を見据えた引き上げを求めます 2.全国一律での最低賃金引き上げを求めます 3.意見陳述の場を設けることを求めます 4.中小企業への支援策の拡充を求めます の4項目の取り組みを求めています。最低賃金引き上げは私たち労働者にとって、生活していくために切実な問題だという声を、審議会の委員の方々に理解してもらう必要があり、現在の最低賃金じたい、全国加重平均で930円で、低いばかりか、各都道府県での地域格差も大きいという問題があります。また、多くの中小企業が経営困難になっている中で賃上げは難しいとの経営側の抵抗も強いという問題もあります。これらにふまえての内容になっています。

 

 最低賃金引き上げをめざした取り組みを、今後も強化していきたいと思います。皆さん、がんばりましょう

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