８月２７日（土）午後４時より、ユニオン事務所（＋Zoom）にて、交渉ミーティングを開催しました。交渉の当事者を中心に、初参加の方を含む組合員１０数名が参加し、賑やかに行いました。

　今回は、会社から不当な処分やパワハラを受けている個人組合員や、会社内でパワハラを受け、分会を結成して闘っている組合員が参加し、その実態と交渉などの取り組みを紹介してもらいながら、ユニオン全体の交渉や裁判などの取り組みの現状を確認し交流しあうかたちで行いました。それぞれの受けている仕打ちはひどいのですが、それに悩みながら毅然として対応している、当事者の姿が、印象的でしたし、相互に交流も深めることができ、一時間半の予定を若干超えて活発なミーティングとなりました。

　続いて午後６時から、同様にユニオン事務所（＋Zoom）にて、ユニオン学習会を開催しました。交渉ミーティングに引き続いて参加した人を中心に、同様に１０数名が参加して、賑やかに行いました。

　今回は「パワハラについて」がテーマで、パワハラに直面している当事者が交渉ミーティングに続いて参加したり、学習会から参加した人もパワハラの当事者・経験者だったりして、学習会は活発な議論になりました。レポーターは報告で、今年４月から中小企業にも施行された「パワハラ防止法」の説明と、問題点を挙げ、また、今年１月「和解」したトヨタ自動車や、本日の朝刊などで「和解」が報道された三菱電機での、パワハラ自死事件を題材に、大企業・中小企業問わずにパワハラがまんえんしていることと、その背景について触れましたが、議論は、パワハラの実態と時代との関連から、具体的な対処法まで、いろいろな点に話題が広がりました。それをつうじてパワハラについての掘り下げもできたのではないかと思われます。２時間を若干超えましたが、充実した学習会となりました。

　連続して参加した皆さん。それぞれに参加した皆さん、お疲れ様でした。パワハラ問題は解決には難しさもありますが、粘り強くがんばっていきましょう。