12.19集会に参加

 12月19日(日)午後1時30分より、栄・光の広場にて、「憲法をくらしと政治にいかす 改憲NO! あいち総がかり行動」が主催して、「未来を奪うな 戦わないために闘おう 12.19集会・デモ」が開かれました。300人の参加で、当ユニオンからは、いつも参加してくれる組合員が用事があったりなどがあり、10名には届きませんでしたが、一定数の参加で臨みました。

 

 集会は塚田聡子共同代表の司会で始まり、最初に中谷雄二共同代表が基調発言を行いました。中谷代表は、気候危機、原発推進、貧困の拡大、医療崩壊、などを例に、自公政権は、富裕層や大企業を優遇するために、命よりカネを大事にしている、としたうえで、岸田政権が参院選で改憲勢力が3分の2を超える議席を占め、一気に改憲に向かうことを目論んでいると訴え、一気に9条を変えるか、まずは緊急事態条項や環境権から手をつけてそれからにするかの方法が考えられるが、いずれにせよ9条改憲を最終的には目標にしており、そのために中国脅威論などで危機あおりをしている。しかし、私たちはそのおかしさを、内容をはっきりさせながら明らかにしつつ、改憲を許さない運動を進めようと訴えました。

 

 続いて各課題からの発言として、「地球が危ない」をテーマに村田美穂さん(ハッピーにエコる活動家)、「権力の私物化許すな」をテーマに加藤悠史弁護士(自由法曹団愛知支部事務局長)、「格差是正」をテーマに竹内創愛労連事務局長、「軍拡止めよう」をテーマに山本みはぎさん(不戦へのネットワーク)、「子どもに未来を」をテーマに山内益恵弁護士がそれぞれ発言しました。それぞれの発言を通じて、現在の様々な深刻な問題が明らかにされ、こうした問題を打開していくためにこうした運動を進めていく決意を新たにしました。

 

 そして最後のあいさつとして、長峯信彦共同代表が、税金の使い方がおかしいという内容の発言をし、次いで「憲法を変えるな」とコールしながら配布されたバナーを掲げてアピールをし、集会を終了しました。

 

 その後栄の繁華街を一周するデモ行進を、歌やコールを交えて行いました。沿道の市民も、コロナが収まっている中で多くが往来しており、注目も集めました。終了後、当ユニオンの一部の参加者は近くの店で、交流も深めました。

 

 冷気の中、小雨までぱらつく悪天候でしたが、お疲れ様でした。さまざまに問題が深刻化する中、労働組合に対しても弾圧の動きが強まっており、一週間前(12日)、「弾圧をはねのけろ 12・12全国同時アクション」が全国六ヵ所で取り組まれました。、愛知でも栄で街宣を行い、当ユニオン員も参加しました。さまざまな社会的問題を、自公政権は大資本を擁護し、労働者を苦しめるかたちで乗り切ろうとしています。こうした動きに対してのアクションも、当ユニオンは取り組んでいきましょう。

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