労働委員の公正任命を求める街宣を実現
10月15日(金)午前8時より、愛労連・東海労働弁護団・当労組は、県労働委員会の労働委員が11月に任期切れとなり、新たな委員が任命されるのを前に、公正な任命を求める街宣を愛知県庁前で行いました。横断幕を掲げ、各所でチラシ・ポケットティッシュを配布しつつ、マイク宣伝を行いました。15名規模の参加で賑やかに行い、出勤する公務員を中心とした労働者のチラシの受け取りも、比較的良かったようでした。当ユニオンも5名規模が参加して奮闘しました。
マイク宣伝では、愛労連の委員長や、当労組の鶴丸委員長など4名が、代わるがわる訴えました。県労働委員会が、裁判所でさえ認めた不当労働行為を、同じ証拠なのに認めなかったり、事務局が公益委員の指示を拒絶したり(愛労連関連の案件)、申立を1年半にわたる「調査」のうえ却下(その後中労委が却下を取消)したり(当労組の案件)というような現状で、その背景として公益委員が労働問題に詳しくない人が選ばれていたり、労働者委員が、「連合」のみから選ばれたりしている不公正さを指摘し、中小企業や、非正規や、女性の労働者の意見も反映できるような労働委員会を実現することを訴えました。
現在、愛労連と、当ユニオンとから、労働者委員の候補者を推薦していますが、こうした街宣や署名なども行い、「労働者から頼りにされる労働委員会を取り戻すため」(署名の名称)に、がんばっていきましょう。参加した皆さん、お疲れ様でした。