東海労働弁護団第61回総会に参加・『ふれあい通信』作業

 10月24日(土)午後1時半から、ユニオン事務所近くのウインクあいちにて、東海労働弁護団第61回総会が開かれました。裁判や街頭行動などでお世話になっている弁護士の方々の総会に、労働組合からの参加も呼びかけていただいており、東海ネットに参加するユニオンなど、労働組合からも参加しました。当ユニオンからも、シンポジウムのパネラーとしても含め、数名が参加しました。

 

 

 

 今回の総会は、コロナ禍での開催だったので、Zoomでの参加も募り、総会後の懇親会も中止でしたが、コロナ禍の中でどうするかを模索する場ともなりました。第一部は文字通りの総会で、最初に後藤団長のあいさつがあり、次に活動報告がされ、次に日本労働弁護団本部報告が、コロナ禍下での労働の状況や法制度上・裁判上の動向などについてされ、次に事件報告がされた後、討論となり、報告に対しての質疑応答が活発にされました。最後に方針などを採択し、第一部を終えました。

 

 

 

 第二部の記念企画は、『コロナ禍と労働問題』をテーマとしたシンポジウムでした。当ユニオン・岐阜一般労働組合・ユニオンみえ・建交労愛知県本部・愛労連労働センター・自治労連愛知県本部・愛知県医労連の各労働組合からのパネリストがそれぞれ、コロナ禍下での取り組みを報告しました。当ユニオンの鶴丸委員長は、労働相談が昨年比で倍増し、交渉などの取り組みがとりわけ移住労働者に関して増加しているデータを示したうえで、派遣会社X社(雇止め問題が解決したのでこう表記します)と碧海工機分会の取り組みを象徴的な事例として紹介しました。その他、各ユニオンが、コロナ禍において、地域や産業の特性に即しながら、雇用と労働条件の悪化に対して格闘しながらがんばっていることを報告しました。その報告を受けての討論では、弁護士の方々から、労働組合の取り組みに感動した、連帯してがんばりたいとの感想も言っていただき、意義ある企画となりました。

 

 

 

 今後とも労働側の立場で奮闘していただいている弁護士の方々と協力しながらがんばっていこうと励まされるとともに、トヨタ系の振替出勤の影響で半日の肉体労働の後参加した筆者は、普段あまり使わない頭を使っていささか疲れたのですが、他方ユニオン事務所では、同時並行で、午後1時から『ふれあい通信』の製本・発送準備作業がされました。普段あまり使わない(こともないですね)肉体の部位を使う作業で疲れただろう作業に携わった皆さんのおかげで、頭を使わせていただきましたし、無事『ふれあい通信』も、新たな運営委員体制の下での新たな担当者の奮闘にも支えられて完成しました。皆さんの下に届くのをお楽しみに。今後とも、当ユニオンは、相互協力をしつつ、また弁護士の方々や他労組とも協力しつつ、コロナ禍に屈せず、奮闘していきましょう。

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