2.19集会&デモに参加
2月19日(土)午前10時30分より、栄・光の広場にて、「憲法の危機 戦わないために闘おう 2.19集会&デモ」(主催 憲法をくらしと政治にいかす 改憲NO!あいち総がかり行動)が開かれました。200名を超える参加者で、当ユニオンからも、前回のように10名規模とはいかなかったですが、一定の組合員・賛助会員が参加しました。
集会では、最初に共同代表の長峯信彦さんが、「止めよう 憲法改悪」をテーマに発言しました。現法律でもできることを改憲しないとできないかのように言ったり、自衛隊を憲法に明記することで徴兵制の合憲化にもつながっていく危険があることを隠したりなど、改憲勢力の理由づけのおかしさを明らかにしました。
次いで「止めよう 辺野古新基地 沖縄ミサイル基地化」をテーマに、不戦ネットワークの八木巌さんが発言しました。奄美・沖縄の島々で、自衛隊が有事の際は住民の保護は自治体がやるしかないと公言しながら、基地の要塞化や多国間軍事同盟の一端を担える部隊への強化を進めている危険性を強調しました。
次いで「実現しよう 脱炭素・脱原発」をテーマに、気候講座実行委員会の尾形慶子さんが発言しました。尾形さんは、気候問題の深刻化の中で、原発推進派(日本政府・原子力村)と温暖化懐疑論(石油メジャー・右翼政権)の動きに挟み撃ちにされている、と現状をとらえたうえで、脱原発・脱炭素の社会をめざして気候連続講座を今日から始めている、と参加を呼びかけました。
最後に共同代表の高橋信さんが、市民に響く言葉(平和・学ぶ・働く、というような)を見つけようと、「あたらしい憲法のはなし」(昭和22年)を例に挙げて訴え、また、地域(校区)に基づく運動を、とも呼びかけました。
そして午前11時からデモに移りました。コロナ禍の中、コールは街宣車からだけのサイレントデモになりましたが、沿道の市民の注目を集めながら、栄一帯で改憲反対をアピールしてきました。
先日のユニオン学習会で最低賃金引き上げについても議論になりました。改憲問題や軍事・原発・環境問題ではさらに議論になる気がしますが、ウクライナ・アジアでの緊張の高まりもある中で、私たち労働者が働き、平和に暮らし、学んでいけるよう、ユニオンの取り組みを続けていきましょう。