第22回団体交渉についてのご報告
2022年2月1日、株式会社竹屋との第22回団体交渉を行いました。出席者は竹屋側から2名、当組合から委員長と組合員合わせて4名です。
1 休職中の組合員の復職条件等について
まず、パワハラや不本意な出向で心身に不調をきたし休業中の組合員の復職条件等について協議しました。ここで詳細については記載しませんが、この間の経過に当労組としては納得のいかない点も多いため、今後も継続協議し、安全で働きやすい職場環境整備を求めていきたいと思います。
2 会社都合休業時の休業補償について
新型コロナウイルス感染症が問題化した2020年以降、株式会社竹屋では頻繁な休業指示があり、その状況は現在も続いています。この間、その休業時の補償水準について、当労組は繰り返し補償割合を10割にするよう要求してきましたが、今回の団体交渉においても竹屋からの回答は6割しか補償しないというものでした。竹屋側としては経営が苦しいとのことですが、梁川社長やその一族だけが使用する高級車を購入しているのに、その理由はあまりにも労働者を馬鹿にしています。
一方、今回の団体交渉では、そもそも休業の必要性について認識の不一致があり、大きな議論となりました。「やるべき業務がある(ので休業は困る)」と現場から多くの声が上がっているにもかかわらず、社内会議での上層部の一方的な判断によって製造部のみ休業となり、その結果業務に支障が出ている実態を会社は全く理解していなかったのです。
そもそも仕事が少ないのは経営者側の責任でもあるにもかかわらず、なぜ製造部の社員だけが生活維持に苦しまなければならないのでしょうか。やはりこのような事実を梁川社長に直に訴えなければ、この会社の根深い問題は解決されないと当組合は強く感じており、今後はまた違った行動を起こしていこうと考えています。
繰り返しになりますが、竹屋に数多くある問題は梁川社長が招いた結果であり、従業員の生活に悪影響を及ぼしている責任は大きいと言わざるを得ません。このような労使間の問題が多い会社に世間は魅力を感じず、会社の未来も暗いものとなってしまいます。
当労組は、引き続き団体交渉への出席を梁川社長に強く求め、労働者の待遇改善を実現するよう今以上に強く行動していきますので、この記事をご覧のみなさま、ぜひご協力をお願いします。