いじめハラスメントほっとライン・第1回名古屋ユニオンセミナー
9月14日(火)の10時から19時までの間、全国一斉「職場のいじめハラスメントほっとライン」が全国7都道府県で開設されました。全国労働安全衛生センター連絡会議メンタルヘルス・パワーハラスメント対策局が主催し、コミュニティユニオン全国ネットが協力したこのホットラインは、当ユニオンも協力している名古屋労災職業病研究会にも設置されました。当ユニオンからも数名が相談員として対応しました。2つの放送局が取材・放送をし、8件の相談がありました。ユニオンでも労働相談ではハラスメント関連の相談が多く、根深い問題です。こういうホットラインが、問題解決のきっかけになればと思います。
そして15日(水)午後6時半から、ユニオン事務所(Zoom併用)で、第1回名古屋ユニオンセミナー2021を開催しました。テーマは「労働組合と団体交渉」で、そのせいもあってか、交渉の当事者・経験者を中心に十数名が参加しました。
セミナーでは、前半は「労働組合と団体交渉」について学びました。労働組合の権利や、使用者の果たすべき義務、労働組合の歴史などを学んだ後、団交の意義について、経験者が「使用者の腹黒さがわかるし、助け合いながら言いたいことを言え、現場の声を直接伝えられ、職場全体や社会も変える可能性もある」ことを挙げました。そして後半では、参加者が模擬団交を、実際のケースを取り上げて行いました。参加者は二手に分かれ、組合側と会社側とをそれぞれ体験しました。若手の交渉の当事者・経験者が多く、積極的に活発に参加しました。次回は10月13日(水)午後6時半からです。
ホットラインは長時間でしたし、セミナーは盛り上がりましたが、これも時間オーバーとなりました。参加した皆さん、お疲れ様でした。