最低賃金アクションを実現
7月12日(月)午後6時より1時間、当ユニオンも加盟するコミュニティ・ユニオン全国ネットワークが呼びかけた「中央最低賃金審議会に声を上げよう!ユニオン同時アクション」と名づけた統一行動の一環として、名駅東口付近にて、5名規模の参加で、宣伝行動を行いました。
昨日までの「まん延防止等重点措置」が解除され、新たに県独自の「厳重警戒措置」が県下で実施され始めた中、名駅前は絶え間なく人流が続いていましたが、私たちは、ユニオンののぼりと「生活できる賃金を! 最低賃金どこでも時給1500円に!」と大きな文字で訴えた全国ネット作成の横断幕を掲げ、「コロナ危機だからこそ最低賃金の大幅アップを」などの内容の目立つお札型のチラシを配布し、ハンドマイクでリレートークをする、というかたちで、キャンペーンを行いました。
この行動は、中央最低賃金審議会の審議が続いている現在、上記のように、アクションが9日から11日にかけて呼びかけられており、当ユニオンは、ユニオン行事が重なったり、などの理由で、遅れてこの日に取り組みました。人流の中からは,「1500円、いいですね!」と言って何とチラシを一緒に配ってくれた若者、関心を示してチラシを受け取る高校生風の若者、「日本がつぶれる」と呟く若者、など、若者を中心に反応がいろいろありましたが、そもそも人流の多くが若者で、名駅という場所の性格もあるのかもしれませんが、こうした労働組合の「最低賃金大幅引き上げ」キャンペーン行動を、若い世代が全体としてどう見ているのだろう、と思わされました。
「コロナ危機だからこそ」私たちは最低賃金の引き上げを通じて下がり続ける賃金のアップを実現していかないと生活は苦しくなるばかりです。他方で「コロナ危機だからこそ」日本をつぶさないように(?)賃上げを自制しろ、と経営側は言うのでしょうし、政府は最低賃金アップと中小企業の切り捨てとを同時に進めようとしているかでもあるという、交錯した状況の中ですが、最低賃金審議会にばかりでなく、広く私たちの声を響かせ、賃上げを実現していくために、今後もがんばっていきましょう。お疲れ様でした。