交渉ミーティング・第二回運営委員会を開催
7月10日(土)午後3時より、ユニオン事務所(Zoom併用)にて、交渉ミーティングを開催しました。これから交渉に臨もうとしている人、解決に至り新たに奮闘している人、まだ解決に至らず模索している人、など、当事者と運営委員、併せて10名規模の参加で、行いました。
今回は定期大会後初の開催でしたが、まず、忙しい最中、短時間ながらもZoom参加してくれた当事者の方が、取り組んだ案件が一応解決に至りはしたものの、会社での労働条件が、給料がどのように決められているかさえ不明確なうえ、どんどん下げられるという不条理さに、解決を求めざるを得なかったという経緯を、憤りを込めて紹介してくれました。次いで、委員長が、ユニオンが取り組んでいる案件の全体像を紹介した後、当事者のそれぞれが、自らの案件をそれぞれ紹介してくれました。ハラスメント・いじめ・えこひいき・言いががりの処分など、最初の例も含め、驚くべき実態を、(今さらながら、と言うべきかもしれませんが)知らされました。そして最後に、これから交渉に臨もうとしている当事者の案件を題材に、当事者向けの企画では久しぶりに、模擬団交(参加者が会社側と組合側とに分かれ、当事者になったつもりで団交を疑似体験する企画)を短時間ではあれ行いました。やってみると交渉は難しいと改めて思うのですが、実際の交渉の予行演習としても、それぞれの参加者の体験としても、意義がありました。一時間半という限られた時間でしたが、良かったです。
続いて、午後6時から、第二回運営委員会を、Zoomを併用して開催しました。今回は議論が白熱する場面は少なく、議事は短めに進行しましたが、やや労働相談は減少傾向はあるものの、未解決の案件はなお多めなこと、その中で、新たな分会結成の動きや、女性運営委員の積極的な関わりなど、ユニオンも前進していることなどが、印象的でした。交渉ミーティングもそうでしたが、案件の解決のために、また種々のユニオンの活動の向上のために、運営委員も、そうでない組合員も、皆でがんばって、少しずつ前進していこうと、コロナ禍の中で委縮しがちな昨今ですが、励まされました。皆さん、お疲れ様でした。大変さもありますが、がんばっていきましょう。