碧海工機第一回審尋、など

 12月15日(火)午後3時半より、名古屋地裁岡崎支部にて、雇止めされた碧海工機のブラジル人組合員4名が地位保全・賃金仮払いを求める仮処分を申し立てた件についての第一回審尋が開かれました。当該の4名と代理人弁護士3名と通訳が参加し、他に6名の組合員が駆けつけ励まして支えました。4名は失職中の困難な条件下で、初めての経験で緊張もしたでしょうが、明るさを失わず、元気に審尋に臨んでいました。

 

 

 

 21日(月)には碧海工機の関連会社ミドリ(社長が同じとのことです)を相手にしたブラジル人1名の審尋が行われます。実質的には4名と合同で取り組んでいます。そして、碧海工機の第二回審尋は、年明けの1月14日(木)午後4時からです。また、労働委員会への不当労働行為救済申し立ても近日中に行う予定です。支援をよろしくお願いします。

 

 

 

 ちなみに、午前10時15分から40分まで、テレビ(NHK総合)の「NHK地域局発」という番組をやっていました。それは、NHK札幌放送局が制作した「北海道道」の、11月13日に放映された「どう守る?外国人技能実習生」を、全国向けに再放送した番組のようでした。そこでは外国人実習生に携わる監理団体の実態を問題視するのが中心でしたが、ベトナム人実習生が3月に解雇され、ユニオンに加入して交渉をし、解決金での和解を実現した件も紹介されており、そのユニオンはコミュニティユニオン全国ネットの仲間である札幌地域労組でした(NHKプラスで配信されています)。12日の碧海工機裁判勝利・決起集会でメッセージを送ってくれたユニオンみえが、同時に開催していたシンポジウムでも、ユニオンみえのSPU(フィリピン労働者で結成)が参加していたり、外国人実習生問題を取り組んでいる岐阜一般労働組合の北島委員長が参加していたりというように、外国人労働者問題に全国各地のユニオンが取り組んでいます。この問題は今後もますます重要な問題になってくるでしょう。連帯してがんばりましょう。

 

 

 

<追記>上記のミドリの第一回審尋(21日)は、延期となりました。よろしくお願いします。

 

<追記2>翌16日、愛知県労働委員会に対し、不当労働行為救済申立を行いました。こちらもご支援をよろしくお願いします。

 

<追記3>上記のミドリの第一回審尋は、碧海工機の第二回(16時から)に先立ち、同日の14時30分から行われます。また、不当労働行為救済申立を受けての第一回調査は、1月27日(水)午前10時から開かれます。がんばりましょう。

 

<追記4>ミドリについて、「産業廃棄物関係などを扱っている」と以前記載していましたが、それは誤解だったようなので、削除しました。ご迷惑をおかけしました。

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