第32回コミュティユニオン全国総会・集会INヨコスカ、開催される

 9月26日(土)、神奈川県横須賀市のヨコスカベイサイドポケットをメイン会場として、「第32回コミュニティユニオン全国総会・集会INヨコスカ」が開催されました(夜の夕食会と翌日の「軍港めぐり」は別の場での、自由参加のオプションになりました)。毎年開催されてきたコミュニティユニオン全国交流集会が、今年はコロナ禍の影響で、規模を縮小し、オンライン参加も伴う「総会・集会」という変則的な開催となりました。当ユニオンも、浅野副委員長が前日の全国運営委員会から現地に赴き、他に鶴丸委員長と碧海工機分会の仲間らがZoomで特別報告を行い、さらに他の組合員がオンライン視聴をする、というかたちで参加しました。

 

 

 

 午後1時半に開始し、現地実行委員会共同代表と全国ネット共同代表がされぞれあいさつした後、昨年の全国交流集会に参加した韓国の非正規労働者の団体のビデオメッセージなどのメッセージ紹介がありました。そして総会に移りました。岡本全国ネット事務局長が経過報告と方針を提案した後、会計・役員体制の提案もされ、採択されました。

 

 

 

 続いて福島社民党党首が来賓としては会場にお招きできなかったのでオンラインでのあいさつをされた後、特別報告に移りました。最初に当ユニオンから碧海工機の取り組みの報告を行いました。鶴丸委員長がこのかんの取り組みの紹介を行った後、分会の仲間が、「日本人の正社員と同じ仕事をしているのに日本人だけ守るのはおかしい。皆で職場に戻って仕事がしたい」とポルトガル語で通訳を交えアピールしました。その他、はりまユニオン(兵庫)、女性ユニオン東京・よこはまシティユニオンからも報告がされ、これで総会は終わりました。

 

 

 

 休憩後、集会に移りました。「講談でつづるヨコスカ、そして神奈川」として、米海軍と海上自衛隊の「軍港」を抱えるヨコスカ、そして神奈川で、平和運動と労働運動とを、一連の問題として取り組んできたとの、講談調での紹介が始まりました。まずヨコスカの取り組みに焦点を当てた紹介がされ、これを受けて、平和を訴える演奏をしながらのデモを繰り返してきた「よろずピースバンド」の演奏、「非核市民宣言ヨコスカ」の新倉さんの、米軍と自衛隊が共同して戦争を行える軍備強化が着々と進んできており、その最前線にヨコスカがあると具体的に紹介する講演が続きました。

 

 

 

 そして次に神奈川全体での取り組みに焦点を当てた紹介がされ、これを受けて神奈川労働弁護団の“ピン芸人”による漫才調の一人芝居、そして神奈川労働弁護団事務局長のあいさつもされました。こうした地元の運動紹介を通じて、この集会で「軍港(ミナト)ヨコスカ ココから始めるピース&ライト(権利) 原子力No 最賃アップYes」というキャッチフレーズが掲げられた意味を、参加者は共有したのではないでしょうか。

 

 

 

 そして集会宣言を採択した後、次期開催地の静岡の仲間があいさつをし、次いで閉会あいさつの後、最後に先の特別報告を行ったよこはまシティユニオンの方が手話通訳の仕事をしているのを生かし、コロナ禍の中、手話での「団結ガンバロー」を三唱して、この全国総会・集会は成功の裡に終了しました。

 

 

 

 この語、自由参加のオプションに移りました。発言を交えた夕食会も開かれ、翌日は実際に「軍港」都市を体感する「軍港めぐり」が予定されています。大変な中、この催しが最後まで成功するように、すべての皆さん、がんばりましょう。

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