ユニオンみえ市民公開講座に参加

 6月27日(土)午後は、多忙でした。ユニオン事務所では、2階の部屋では、午後1時から『ふれあい通信』の製本・発送準備作業を行ない、通常並みの人数が集まってくれて、作業を完了させることができました。そして3階の部屋では、午後2時から、東海ネットあいち連絡会の会議を、10名を超えましたが、行いました。愛知の各ユニオンから参加があり、労働委員会に対しての要請や、行動日を設けての協力した取り組み、などを行なっていこうと確認しました。そして当方は、夜のユニオン学習会にも役立てることも考慮し、午後1時30分から開催された、ユニオンみえ市民公開講座(津の三重県教育文化会館で開催)に参加しました。

 

 

 

 この公開講座は、週刊東洋経済などの記者として長年労働問題を取材し、現在調査報道部長を務めておられる風間直樹さんを講師にお招きして、「コロナ大恐慌がもたらす雇用破壊」と題して50人規模(外国人が半数以上?)と思われる参加で行われました。風間さんは最近のユニオンみえのシャープ問題やメーデー問題の取材に来られたり、過去もユニオンみえや当ユニオンにも取材に来られたりして、協力していただいており、その経緯もあり今回講演されたとのことです。

 

 

 

 最初に広岡委員長のあいさつの後、講演が始まりました。講演ではまず、週刊東洋経済が、創刊125周年を迎え、幅広く経済問題を生活者の立場から考える硬派なメディアだと自己紹介したうえで、6月27日号の特集記事のタイトルでもある「異次元『コロナ切り』の衝撃」について触れました。今回の雇用危機の特徴は、各地の相談からすると、出社を余儀なくされるのにコロナ対策をしない、と、休業・解雇させられた、との2種類がある、として、前者については、コロナ感染で欠勤となり、たまたま相談したら労災申請を知ることができたという看護師の例、音楽教室やコールセンターなど、感染が怖く休みたくても休めないという例、ウーバーイーツが個人事業主扱いで感染対策も当初ないとかの問題があったが、参入過多で収入が大幅減という例、学校等休業助成金を使うと休暇取得を助長するので利用しない携帯関連会社の例、を挙げました。また後者については、休業手当を支払うことを拒否したが労組で交渉したら払ったコナミスポーツの例を挙げたうえで、リーマンショックと異なる特徴として、失業率は横ばいと言うものの休業者が急増していること、特に、産業別で濃淡があり、サービス業(女性・非正規比率が高い)で顕著なこと、今後非正規ばかりでなく正社員の解雇も本格化しそうなこと、製造業もトヨタはリーマンでの「派遣切り」の苦い記憶で雇用を守るというが第一次下請けからして派遣の雇止めがされ、さらに寮住まいで雇止め=住まい喪失という、風間さんが密着取材したリーマンショックの特時と変わらない問題が懸念されるが、コロナ特有の、人が集まりにくいという難しさはあるが、派遣村を実現したユニオンみえのように、労働組合の奮闘が期待される、としました。

 

 

 

 ここで時間の関係で終わりましたが、レジュメでは「『個人請負』の深い闇」「歪んだ生活保護の現場」にも触れられていて、そこについても質疑で補足するとされ、実際、次に質疑・討論に移りましたが、この問題にも関係しての質問も続々と出ました。大枠では、自治体や正社員組合の限界もある中、ユニオンの必要は自身の経験からしても思うが、組合というと特別視される面もある、そこを報道でも是正するようにする必要がある。国際関係からしてもリーマンショック以上に経済は深刻化しそうだが、労組の意義を発揮していく必要がある、という流れになりました。

 

 

 

 午後3時で公開講座は終わり、同じ会場で今度は闘争報告集会となり、解決した外国人・日本人組合員、解雇・住居喪失という危機に直面したが、派遣村があって生活保護受給ができた日本人組合員、生活が困難になる程で大変になっていると支援を訴えるシャープピノイの面々、の報告が続きました。そして3時半過ぎから、解決した人などが差し入れてくれた料理なども並べての交流会に移りました。筆者は開始後間もなくお暇させていただきましたが、風間さんも残って、拘留されていましたし、風間さんとも話ができましたし、ユニオンみえの姿に直に触れることもできて、参加して良かったです。ありがとうございました。

 

 

 

 なお、ここで呼びかけられていましたが、翌日(30日)の朝6時10分から45分まで、NHK総合の「目撃!にっぽん」で、ユニオンみえに長期密着取材した報道がされるとのことでした。ああ、もう1時間後ですね。また改めて、記事を書きます。

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