碧海工機で団交

 昨日(28日)午前11時より、碧海工機(西尾市)団交を、西尾コンベンションホール(西尾駅前)で行いました。碧海工機は、私たちのユニオンの最大分会ですが、企業業績が悪化しているとして、分会員の半数規模が今月末で雇止めにされようとしています。

 

 委員長・三河支部の運営委員・該当する分会員ら、総勢20名規模の組合員が参加しての団交では、会社は500名規模の社員のうち外国人契約社員ばかり(ほとんどがブラジル人)を100名規模で雇止めにする、と言ってきました。非正規社員に犠牲を集中する姿勢はしかし、待遇改善を求め、有期雇用から無期雇用への転換を実現し、雇止めを受け入れられないと奮闘してきた分会にとっては、認められるものではありません。いやそもそも、今会社を辞めさせられれば、再就職の展望も立たない中で、生活は苦しくなり、将来の生活プランも崩れます。そればかりか、会社の保証する寮に住んでいる仲間は、寮から出る=住居を失う、という危険にもさらされます。500名規模の企業が、いきなりこのような境遇に、がんばってきた社員を、追い込んでいく、米中関係の悪化とか、コロナとかの影響によるいかんともしがたい事情だから、非正規だから、外国人(それも賃金が相対的に高いブラジル人)だから、それもやむを得ない、というのでは、納得できません。というので、ユニオンは、雇止めの撤回、また雇用調整助成金の活用、寮からの退去は居住権の侵害にあたるので認められない、などと訴えました。

 

 

 

 団交を通じ、またその後、会社側から一定の回答がありました。差支えがあるかわからないのでここでは詳細は述べませんが、ユニオンとしては、分会の拡大と団結の強化を図りつつ、対応していきたいと思います。

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