第91回愛知県中央メーデーに参加

 5月1日(金)午前8時より、名駅東口付近で、第91回愛知県中央メーデーの催しとして、アピール行動が行われました。今年のメーデーはコロナ対策で集会・デモは中止と決まっていましたが、それに代わって宣伝行動が企画されていました。他方、当ユニオンが事務局を担当するコミュニティユニオン東海ネットワークも参加する労働法制改悪反対実行委員会は、4月23日のオンライン会議で、この1日の朝に名駅付近で宣伝行動を行なうことを決めており、中央メーデーのこのアピール行動に参加することとなりました。当ユニオンからも手製の横断幕やプラカードを掲げて数名で参加しました(公式ツイッターもご覧ください)。

 

 

 

 このアピール行動は、約80名が参加し、チラシを入れたティッシュを配布しつつ、街宣車の壇上でアピールを続けるという、ミニ集会のようなかたちになりました。実行委員長のあいさつに始まり、各労働組合・中小企業団体・平和団体からの発言、議員・政党からのメッセージ紹介と続き、団結ガンバローで終了しました。1時間の行動でしたが、コロナショックを乗り越えて労働者・市民はこのメーデーをもきっかけにさらに団結してがんばっていくことを確認しました。また、その他各地でも取り組みがされたとのことで、自粛ムードの中でしたが、メーデー100年の今年も、オンラインにとどまらないメーデーを実現することができました。

 

 

 

 当ユニオンは行動が終わってから名駅前で若干宣伝行動を行い、その後事務所に戻って、10時半からは愛知労働局と愛知県に対する申し入れ行動に取り組みました。また、何度かNHKで報道された後、テレビ東京(4月29日のWBS)、朝日新聞(29日のデジタルでの記事)でも報道された外国人労働者などの苦難を乗り越えるために、東海ネットの一員であるユニオンみえはメーデーを、津市内の公園で、デモと「派遣村」も行うかたちで、県の自粛要請もありましたが、コロナ対策もしつつ、実現しました。現状のコロナ対策を絶対視し、医療崩壊まで招いた行政の問題も、雇用崩壊までも招いた企業の問題も問わずに、ただ犠牲に耐えて個々の対処のみを強要することを、甘んじて受け入れるわけにはいかない、そういう姿勢を示す場として、申し入れ行動と併せ、この日の行動を取り組みました(申し入れ行動については別記事を参照してください)。参加した皆さん、今後もがんばっていきましょう。

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