Spring has come,but…
昨日(3月22日)、名古屋でも桜の開花とのことで、予想より少々遅れました。一昨日の午後は有志で事務所近くで花見を10名規模で行なったのですが、まだ開花宣言前だったとはいえ、天気も良く暖かで、良かったのではないでしょうか。
しかし、トヨタ自動車の高岡工場ではついにコロナウイルスの感染者が出てしまいました。筆者の職場でも不安の声が上がっていました。感染者の働いていた場所を消毒するというのですが、車を消毒するんだろうか、車は売るんだろうか、そういえばコロナって車がトヨタにはあったっけ、何か因縁でもあるんかなあとか、いろいろと想像してしまいましたが、職場の消毒というと、実際にはどうやるのか、どういう影響が出るんでしょうか。病院とか介護施設とかで感染者が出たというのはまだ想像もできなくもないのですが、工場の消毒というとどうやるんだろう、製品、部品、工具、機械・・・何か、大変そうな気がしてしまいます。塗装の仕事をしている部署だそうですが、塗料とかも、どうするのかなあとか。まあ、トヨタほどの大企業なら、何とかやってしまうのでしょうが。でも、中小企業とかだと、どうなるのかとか、思うと、春が来たといっても、浮かれるわけにもいかない、と、改めて思わされます。
昨日の『朝日』の一面・三面に、派遣切りなど、非正規労働者の大変な状況を、全国ユニオンの電話相談や棗一郎弁護士のコメントなども交えて伝える記事が載っていましたが、本当に、春どころではないのか、とさえ思えます。私たちのユニオンも、大会延期など、大変な状況は続きますが、春をめざして、がんばりましょう。
<追記>24日早朝、起きてネットのニュースを見ると、トヨタで一時生産停止の記事が。地元では高岡工場第1ライン・堤工場第1・2ラインが4月3日から7日まで、田原工場第1ラインが3日から10日まで、第3ラインが3日から14日まで、ということです。5時のNHKニュースの、非正規社員・フリーランスへの影響の報道では、全国ネットの仲間で私たちもよく知っている連合福岡ユニオンの寺山書記長がインタビューに応じていました。休業手当が出ない、だから雇用調整助成金も出ない、ということになってくる、というと、収入も雇用も直撃する。大変な春になったものですが、何とかがんばるしかないですね。