三河支部会議・反貧困シンポジウム・第8回運営委員会

 12月14日(土)午後1時より、岡崎げんき館にて、三河支部会議を開催しました。会場の都合で通常と異なる曜日・時間となりましたが、新たに結成された分会の仲間も含む30名規模の参加で、活発に行なうことができました。会議では、雇い止め・不当労働行為や差別賃金・労災など種々の問題に対して団交や裁判を取り組んでいるヒサダ分会、差別賃金問題で交渉が膠着している浅賀井製作所分会、同様に差別賃金問題に取り組み始めている碧海工機分会、新たに結成された複数の分会など、ブラジル人が奮闘する各分会や、個人の、取り組みの紹介・交流が中心となりました。また、こういう取り組みの苦労の中で、年末に楽しんで交流しようと企画している忘年会についても確認しました。次回は年明けの1月26日(日)で、また午後1時からという変則的な時間になりますが、参加をよろしくお願いします。

 

 

 

 また、午後2時からは、当ユニオンも協力しているブラックバイト弁護団対策弁護団あいちが主催したシンポジウム「反貧困運動の課題を考えるー雇用と社会保障の未来」が、愛知大学名古屋キャンパスで開かれ、当ユニオンからも10名には届きませんでしたが参加しました。パネラーとして、稲葉剛さん(一般社団法人 つくろい東京ファンド代表理事)・竹信三恵子さん(ジャーナリスト・和光大学名誉教授)・藤田孝典さん(NPOホットプラス代表理事)・大内裕和さん(中京大学教授)という著名な方々が登壇し、貧困問題にそれぞれの立場で関わってこられた体験と考察に基づいての報告と対談が行われました。会場からの意見も時折に交えつつ議論は進みましたが、「派遣村」から10年余りの現在、雇用と社会保障に関して政府の政策が厳しい中、政府への向き合い方も考えつつ、また複雑な現実を解きほぐす考察も深めつつ、地道に活動してきたり発言したり関心を持ったりしている参加者が、現時点を踏まえつつ次の取り組みに向かっていくために、いろいろと考えさせられた、良いシンポジウムになりました。

 

 

 

 午後5時半過ぎに終わって、最後まで参加した運営委員が急いでユニオン事務所に戻り、午後6時から開催される予定だった運営委員会は、上記の三河支部会議から参加した運営委員、その他の事情もあった運営委員もおり、開始はやや遅れましたが、無事開催しました。今回は、4月に開催する(まだ会場・期日が確定できていませんがお待ちください)定期大会を展望し、日々の取り組み、組合の強化の取り組みを重ね、また年末の忘年会に直面しているという中での運営委員会で、分会・個人それぞれの奮闘を基礎にして、さまざまな取り組みを今後もがんばっていくことの確認が中心になりました。

 

 

 

 多忙な一日、皆さんお疲れ様でした。あわただしく妙な気候の年末ですが、来年はもっと良い年にしましょう。

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