交渉ミーティング・第7回運営委員会など
11月9日(土)午後3時から、交渉ミーティングを開催しました。今回は、運営委員のほか、交渉の結果案件が解決した組合員や、これから交渉に臨もうとしている組合員も参加して行ないました。最初に分会や個人の団体交渉・労働委員会・裁判などでの取り組みの概要を紹介した後、参加した組合員に自身の案件について話してもらい、最後にこれから交渉に臨もうとしている組合員の案件に関して、参加者が会社側と労働者側に分かれて、模擬団交を行ないました。証拠を手にした労働者側の質問に会社側が珍妙な回答をして笑いを誘うなどの、真剣な中にも和やかさも交え、貴重な体験もできました。
午後6時からは、上記の組合員も引き続き傍聴者として参加くれての、第7回運営委員会を開催しました。今回はこのかんの活動の報告のほか、開催した行事の反省や、予定している行事のプランについてや、ユニオンとして今後取り組んでいく問題についての議論など、議事が活発に行なわれ、いろいろな意見が出ました。その一端としては、先月開催した組合員全体会に関しては、時間がやや予定より長くかかったとはいえ、グループワークで参加者の率直な意見を出し合いながら楽しくできたなどの、傍聴参加した組合員も含めての意見も出たりもしました。また、今後取り組んでいく課題については、外国人組合員も増え、日本人労働者との待遇差、また日本人労働者同士の待遇差もある中で、今後の経済動向や労働運動の動向もふまえつつ、ユニオンとしてどう運動を進め団結を強めていくかという大きなテーマ、反面、案件の解決のためのさまざまな困難の打開に関しても議論になりました。というわけで、今回の運営委員会は、通常以上に、活発な議論ができました。
この運営委員会では尽くせない検討の場として、このかん、広報担当者会議・SNS推進部会とか、組合費検討会議とかも並行して行なってきています。広報活動では、ユニオンを紹介するリーフレットを作成する準備や、SNSを活用する準備を進めたりしていますし、組合費検討会議では、組合員の多様性に踏まえつつ、どう基準を設定するかでの議論を進めています。これらの個々の問題も含め、4月の後半に予定している定期大会に向けての準備も、進めつつある状況です。定期大会は大きな決定の場ですが、それに向けての過程では、組合員の意見をできるだけ出し合っていく必要があります。こういう組合運営に関しての問題も、さまざまな案件の解決も、大きなテーマの解決も、さまざま、取り組んでいく必要があります。皆で、ユニオンの発展のため、がんばっていきましょう。