『ふれあい通信』作業・交渉ミーティング・ユニオン学習会

 9月26日(土)午後1時より、ユニオン事務所にて、『ふれあい通信』の製本・発送準備作業を行ないました。今回は来月5~6日に開かれる全国交流集会で配布する分も作成したため、通常の倍程度の部数となりましたが、その大変さを慮って、10名規模で組合員が参加してくれ、作成場所を(ビルの)2階・3階と分けて作業ができたので、通常並みの時間で作業を終えることができました。お手元に届きましたら、皆さん、じっくり検討・活用して下さい。

 

 

 

 午後3時からは、交渉ミーティングを行ないました。今回は、解決を間近に控えた当事者など、当事者の参加がいつもより少なかったかめ、未解決の個別交渉案件について、一つずつ、紹介・検討を併せて行ないました。全体を通して、パワハラ問題の相談が増え、当事者も精神的になかなか大変な状況に陥っている場合が多い現状が明らかになりました。パワハラは対処が遅れるととりわけ、解決が長期化・困難化する場合が多いですが、今回の当事者のように、早期解決が実現できる場合もあるので、協力して頑張っていく必要性を再確認しました。1時間半ほどのミーティングでしたが、意義ある場となりました。

 

 

 

 午後6時からは、ユニオン学習会を行ないました。「貧困について考える」をテーマに、NPO法人もやい著の『先生、貧困ってなんですか』をテキストに、日本の貧困問題の現状についての基礎的な事柄を、労働の現状も含めてレポーターとなった組合員が紹介し、また議論をコーディネートしました。別の組合員も、湯浅誠著『反貧困』と中日新聞社会部編『新貧乏物語ーしのび寄る貧困の現場から』を引用した資料を準備しつつ、湯浅さんの本で重要な点を紹介するなど、レポートを行ないました。それぞれ、いろいろと質問や意見が出て、2時間があっという間に過ぎた充実した学習会でした。次回は10月26日(土)午後6時から、「労働組合は何故9条改悪に反対すべきか?」をテーマに行なう予定です。これもいろいろと意見が出そうな問題です。参加をよろしくお願いします。

 

 

 

 いずれにも参加してくれた皆さんも、一部に参加してくれた皆さんも、お疲れ様でした。いろいろな活動をユニオンは進めていますが、皆の協力が鍵となります。今回解決を控えた当事者の組合員も、ユニオンの意義を体感したとの感想を強調していました。皆さん、今後もがんばっていきましょう。

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