竹屋との第15回団体交渉の報告

  12/27、株式会社 竹屋(ぱちんこ機関連の製造・販売/本社・春日井市)と第15回目となる団体交渉を行いました。諸事情の為ご報告が遅れました事お詫びします。

  今回も相変わらず梁川社長は出席せず、竹屋側からは弁護士と税理士兼労務顧問を含む3名、組合から8名の参加となりました。
 
  今回の団交では、「組合員Aに対する業務上での差別」、「製造部従業員の事務所利用・パソコン利用が止められている件」、「(冬季賞与減額に関連し)会社は業績回復をどのように考えているのか」、について交渉しました。
 

   先ず製造部の件についてですが、製造部門の社員に対し本社事務所への立ち入りを原則禁止とし、出張作業に対しての報告書を今迄パソコンで作成していたのに、最近突然に手書きで行わせ作業効率を著しく下げている問題について話し合いました。

   これについては、社内展開の説明が悪く、そのような事実は無いとのことでしたので、今後は問題無く業務上必要の際には事務所にて作業が可能となりました。但し、今の時代報告書が手書きというのは非効率なので、今後はパソコンを利用できるよう継続して交渉しなければなりません。

  次に冬季賞与に限らず、ここ暫く著しく低いベースでの支払いになっている賞与額に関連して、会社は今後どのように経営改善をし、社員の生活を安定させていけるだけの経営を成し遂げるのかについて話し合いました。

結論から言いますが、場当たり的な対応しかされてなく、抜本的な解決策は示されませんでした。

  驚かされるのは、長期短期の売上目標すらなく、経営改善より社内業務の運用改善しか行えていない現実でした。 これでどう経営を改善し、ここ最近これだけ弱まった会社を立て直していくのか、梁川社長は何を考え代表として社長をされているのか全くわかりません。

そして現在、組合員Aに対して出張業務をさせず社内作業にのみ従事させている問題について、竹屋側の説明は全く話にならない内容でした。 

まず、ここ1年7ヶ月出張業務をさせ無い理由として、

・接骨院に通院しており腰が悪い。

・過去に私的な理由で出張業務を断った事がある。

との説明でしたが、接骨院に通院しているのは首が悪い為であり、かなり前から作業に支障が無いレベルまで改善してます。また会社は、他の作業者には骨折していても出張業務をさせており、これも正当性のある説明とは言えません。

さらに、出張業務を私的な理由で断ったことの無い作業者は皆無であり、皆なんらかの理由で出張業務を断っているのに、何故組合員Aだけ出張業務を充てられない仕打ちを受けなければならないのでしょうか。

これは、明らかに組合員差別であり不当労働行為にあたると当組合は考えています。

そして、これにより出張業務で発生する割増手当などが発生せず組合員Aの収入にも影響しています。この問題については次回の団交でも引き続き行っていきたいと考えています。

他にも竹屋側は組合員に対し、数々の不当な行為を行っており組合員は苦しい中闘っています。

全国のユニオンの皆様、並びに当ユニオンの組合員の皆様、そしてこのブログをご覧の皆様、竹屋分会の組合員は今後も竹屋と梁川誠市社長の不当な扱いが改善されるまで挫けること無く闘って行きます。

今後とも暖かいご支援をよろしくお願いします。

 

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