全日検が団交拒否~質問状に真面目に答えず、団交申し入れにも応じず

 名古屋ふれあいユニオンは昨年、組合員(係長職)の労働条件について全日検と2回の団体交渉を行いました。
 ユニオンが要求しているのは、

1.不当な配転の撤回、配転先でのパワハラの是正
2.2018年度冬季一時金の調整加算額の不当な減額についての説明、是正

などです。

 2回の団体交渉において問題の解決をはかることができず、団体交渉時間も短時間に設定されてきたことから、交渉を効率的に進めるため、団体交渉に会社に対して質問書を送付し、回答を受けてから団体交渉を行うこととし、昨年7月に上記にかかわる具体的な質問書を送付して会社に回答を求めました。
 しかし会社回答は、「質問書については、全て団体交渉にて説明している通りです。これをもって回答と致します。」というだけのものでした。
 質問書には団体交渉では全く説明・回答をもらっていない内容も含んでおり、一応説明は受けたものに対しても具体的な回答・説明を求めるものであったにも拘わらず、上記の回答は全く不誠実という以外ありません。
 ユニオンは、全く説明・回答を受けていない内容に絞って再度8月に質問書を送付しました。しかし会社回答は「2019年8月9日付回答書のとおりです。」という全くふざけたものでした。

 ユニオンは行政的・司法的対応を検討しつつも、再度本年3月に、一時金調整加算についての詳細説明と平均的支給額との差額の支払い、不当な配置転換の撤回に絞って団体交渉の申し入れを行いました。
 しかし、会社はこれに対しても、「貴労組の申入事項については、これまでの団体交渉(2019年4月3日開催、同年7月11日開催)の席上で説明しているとおりです。変更はありません。」との回答のみをユニオンに送付してきました。

 団交の席で、一時金調整加算についての組合員への不当な評価と低額支給について、いつ具体的に説明しましたか? 1度目の団体交渉では、査定で10万も20万も支給金額に差があるはずがない、と回答し、2回目の団体交渉では、評価によってそれだけの差が生じることはある、と真逆の発言をしましたよね? どっちが本当なのですか? そして、もし評価でそれだけの差がつくのであれば、どのような評価で、どのように計算して、10万も20万も低い支給額になったのか、具体的に説明しましたか? 一切してませんよね? それにもかかわらず、席上で説明しているとおりとは、どういうことですか?
 配転問題にしても、2回の団体交渉で一定の説明をしたとしても、ユニオンが具体的に疑問を提示しているのですから、解決に向けてさらに説明し話し合うのが誠実な団体交渉ではないですか?

 当ユニオンは、全日検の対応は団交拒否、不誠実団交以外の何ものでもないと考えます。

 今回の会社からの回答を受けてのユニオンからの架電に対しても、全日検は担当者への取り次ぎを拒否し、団交拒否ということで良いか、との問いかけには、団交拒否ではない、回答したとおり、などと担当でもない部下を通じて回答させてきました。

 こうした全日検の不誠実極まりない対応に対して、ユニオンは、労働委員会への不当労働行為救済申立の準備に入るとともに、再度、これまでとは別件も含めた団体交渉申し入れを行い、会社を追及していきます。

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